結婚情報・未来へ2

結婚情報の特集を改めて読んだ。そして、「結婚をしたい」という気持ちを思いだした。少し忘れていたけれど、やっぱり人生のパートナーと共に生活をする夢はいつか叶えたい。少し臆病にはなってしまったけれど、諦めない気持ちが大切なことは仕事をする上でよくわかっている。出会いがないから諦めるなんて、私らしくない。「こうでなければいけない」なんて、そんなことに拘っていたくない。マグカップに珈琲を入れて、ソファに座って考えていた。

結婚情報・未来へ1

結婚情報のサービスに興味を持ってから、ずいぶん時間が経った。恋人を失って、この先どうなるのかと思っていたけれど、翌日からの仕事は順調だった。忙しくて、「結婚したい」ということを忘れるくらいだった。久しぶりに予定の入っていない休日に新聞や雑誌をまとめておこうと仕分けをしていたら、あのフリーパーパーを見つけた。力強く握り締めた跡が懐かしく感じた。元気になったことを実感した。

結婚情報ゲット4

結婚情報の特集の中に、サービスを担当スタッフの方の「続かないことがわかっている恋愛を続けるより、新しい一歩を踏み出したいですね」といった結婚情報の言葉がひとつひとつ響いて、いつのまにか励まされていた。気持ちの整理は簡単にできないけれど、ひとつ失った分、ひとつ新しいことを始めても良いよね。後ろ向きから前へ向きなおして、もう一度、ゆっくりと結婚情報の記事を読み直した。ページをゆっくり眺めるように読みながら、飲んだ珈琲はとても美味しく感じた。

結婚情報ゲット3

結婚情報の特集は私にとても勇気を与えてくれた。闇雲に結婚相手を探すのではなく、「もっとフランクに、そして、ゆっくり時間をかけて、出会いたい人と出会いましょう」その言葉を読んで、私の気持ちは少し軽くなり、今の重苦しくなった心の中を解きほぐされそうな気がした。ついさっきまで、いつ涙がこぼれてもおかしくない状況だったのに、立ち直りの早さに自分でも逞しいなと思った。

結婚情報ゲット2

結婚情報の特集を呼んでいると、結婚をしたいと思った気持ちに正直に行動しても良いと思った。白馬に乗った王子様はそうそうやってこないし、毎日の生活の中で出会う人の人数は限られている。それでも、「いつか」と思ってその中でじっと待っているのもひとつの選択かもしれないけれど、私は違う選択を選ぼうと心に決めた。失恋の痛手を忘れるためにも、この場所に立ち止まらずに、一歩前へ進んでみよう。「それから考えても良いじゃない?」と自分へ問いかけた。

結婚情報ゲット1

結婚情報のサービスをしている会社は意外と多くあった。そして、思ったような「お見合い」のイメージではなく、どちらかというと「恋愛」に近いような感じがした。結婚情報のサービスをしている相談担当のスタッフの方が写真付きでインタビューに答えており、その方は私のお母さんくらいの年齢だったけれど、オバチャンとは呼べないくらいにとてもキレイな方だったことに驚いた。これまで思っていた印象と違い、知るほどにとても好印象になった。

結婚情報を選ぶ4

結婚情報を選ぶしばらく掴んだまま走ったので、結婚情報のサービスが載っているフリーペーパーはぎゅっと掴んだ時に折り目がついていた。少しヨレッとしたそのフリーペーパーを読みながら、なんども表紙を確認した。見開き2ページだけの特集なのに、たくさんの結婚情報のサービスをしている会社が掲載されていた。すっかり落ち着いて冷静になった私は真面目にそのサービスを受けてみようと考えていた。

結婚情報を選ぶ3

結婚情報のサービスがいろいろあることを知った。結局、街の中へ戻ってきた私は、珈琲を飲むためにカフェへ入った。席へ通されて座るとどっと力が抜けて、しばらくぼうっとした。珈琲が運ばれてきて、一口飲むと少し落ち着いてきて、さっきの結婚情報の広告が載っているフリーペーパーを取り出した。今週号の特集が「結婚情報はどこにある?」というものだった。それを眺めながら、なんとなく結婚情報のサービスが掲載されているページをめくった。

結婚情報を選ぶ2

そこにはフリーペーパーがあり、表紙には結婚情報の広告が印刷されていた。結婚情報の広告紙を見た途端に何かが切れて、私はそれを掴んで走った、ただひたすら走った。どうしようもない気持ちを走ることで紛らわせたかったのかもしれない。でも、足元はブーティを履いていたので、そう長い距離は走れなかった。こんな時でも転ぶのは嫌だったことに笑えた。ターミナルを出たあたりで歩き、息が上がったのを整えながら、手に持っていた表紙が結婚情報の広告をカバンの中へ入れた。

結婚情報を選ぶ1

結婚情報のサービスの広告を掴んで、目の前の道をまっすぐにとにかく走った。「結婚したい」と気がついてしまったのに、タイミング悪く失恋をしてしまった。クリスマスのイルミネーションの中でした失恋は気分に合わないネオンがキラキラとしていて、目が痛くなって、心も痛くなった。そこからどうやって歩いたかわからないけれど、バスターミナルに着いて、結婚情報のCMではっと自分の気持ちに気づいた。彼以外に出会いはなかったことが失恋の痛手を大きくしていた。

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